WEB制作についてですが、たべものパッケージでは下記の3つのタイプを取り扱っています。
- ・会社ホームページ
- ・通販サイト(BtoC、BtoB)
- ・ランディングページ(LP)
今回はこの中の『会社ホームページ』の制作について解説します。
①きっかけ、背景についてインタビューを行う
当たり前の話ですが、クライアントから漠然と「ホームページを新しく作って!」と依頼されることはありません。
ホームページを新しくしたいと感じたときには、必ず何らかのきっかけや背景があります。
まずは、そのきっかけや背景を明確にします。
例えば、こんなケースがあります。
- ・新商品開発と並行しながら、新たな販路開拓に向けてホームページを刷新する。
- ・事業承継を行うに当たり、新しいホームページでスタートを切る。
- ・新社長のビジョンとこれまでの会社の成り立ちをより詳しく掲載する。
- ・オンライン通販を見直した結果、売上が少しアップしたので、統一感を出すために古くなった会社ホームページを新しくする。
特に社長が変わる場合や新たな販路の開拓を目指す場合には、しっかりとインタビューを行います。
社長の理念や想いが会社の土台であり、会社ホームページの土台でもあるからです。
②ターゲットとメッセージを明確にする
きっかけ、背景についてインタビューを行うとホームページを制作する目的が明確になりますので、次のステップではその目的に向けたターゲットを具体的にしていきます。
例えば、新たな販路に繋がる責任者、既存の取引先、自社の従業員・OB・その家族、通販の見込客などです。
このターゲットがどんな興味や悩み・不安を持ち、そこに対して何を伝えて、どんなことを感じてもらい、どんなアクションを取ってもら
いたいのか。
これらの具体的な流れを明確にしていきます。
③ホームページを設計する
ターゲットへのメッセージとアクションが明確になれば、それに合わせてホームページの構成を設計していきます。
どのような流れでどのコンテンツを見てもらうのがスムーズか。
どのコンテンツとどのコンテンツが繋がっていると、ターゲットが欲しいと感じる情報へスムーズにたどり着けるのか。
ターゲットの思考・行動をイメージして導線を描き、各ページを横や縦に配置しながらサイトの構造を設計していきます。
具体的には次のようなページが考えられます。
- ・トップページ
- ・会社概要
- ・社長メッセージ、企業理念、沿革
- ・事業内容(商品・サービス)
- ・会社実績(導入事例)
- ・採用情報
- ・プライバシーポリシー
- ・お問い合わせフォーム
その他、ニュース、イベント情報、社外プロジェクトの紹介などがあります。
④コンテンツを制作する
できあがった設計図を元に、会社のメッセージがターゲットにしっかりと伝わる方法を検討して、それぞれのコンテンツを制作していきます。
そのため、メッセージの内容によってはボリュームが大きくなるものも出てきます。
例えば、これから更に伸ばしていきたいと考えている商品やサービスがある場合には特集ページを作成し、社長の想いや詳しい製造工程、担当責任者のインタビューなどから、コンテンツを制作します。
またコンテンツはテキストだけでなく、並行して画像の選定やイラスト、資料の制作も行い、必要に応じて写真の撮影や動画の制作も行います。
⑤デザインする
まずホームページ全体の構成やもっとも伝えたいメッセージの内容、業界・会社の雰囲気などから、デザインのテーマを決めます。
次にデザインツールを用いて、制作したコピーとそれに合う画像を組み合わせてワイヤーフレーム(ラフ)を作成します。
必要に応じて、コピーや画像も追加します。
その後、フォント、色、レイアウトを限りなく実際のホームページのイメージに近づけて、デザインカンプ(完成見本)を作成します。
でき上ったカンプにて、クライアントと一緒にイメージをすり合わせながら、最後の微調整を行います。
※デザインを行うまでにインタビューや質問でお時間をいただきますが、例えば店舗の設計ですと間取りや照明、設置するインテリア等から伝わる雰囲気が大きく変わるように、伝えたい内容とそのボリュームによってデザインを決めておりますのでご了承ください。
⑥ホームページを制作する
最終的に作り上げたデザインカンプを元に、ホームページを作り上げていきます。
⑦最終チェックを行い、公開する
状況により異なりますが、可能な限り実際に稼働するサーバー内にテスト用URLでホームページを立ち上げて、表示やリンク、問い合わせフォームなどの動作確認を行います。
もちろんクライアントにも動作を確認いただきます。
その後、実際のURLでもチェックを行い、最終的にクライアントからOKをいただければ納品・公開となります。